ご挨拶

私たちの幼稚園開園のきっかけは、我が子への思いでした。

昭和39年11月、娘が幼稚園入園の年齢になり、当時は地域の幼稚園が少なく、入園する事が困難な時代で、それならば
「大切な娘に理想的な幼稚園を自分で開園しよう!」
という事で、定員80名のささやかな第一歩を踏み出しました。

わかばの芽のように、これからどんな花を咲かせるかわからないたくさんの子どもたちが、のびのびと成長出来る幼稚園でありたいという願いで「わかば幼稚園」と名付けました。

その後、時代の流れの中、地域の方々の期待もあって保育園を含めいくつかの姉妹園も開園し、卒園生が12000人を超えました。
開園するきっかけとなった娘も園長となりました。
これから、新しい時代の人達に人と人との繋がりを大切にする保育を受け継いでもらいたいと考えております。

また、このホームページもしかりですが、今の時代にあった情報発信や、異なる背景や多様な力を持つ子どもたちが、コミュニケーションを通じて協働する能力を高める為のIT 教育、少子高齢化の中での幼稚園の在り方を、若い先生方が打ち出していく事を楽しみに、見守っていきたいと考えております。

現在は理事長、学園長として、開園当初保護者だった方のお孫さんの成長を眺め、今ある環境に感謝し、時代の移り変わりを楽しみながら毎日を送っておりますが、今後はわかば幼稚園の将来を担っていく次期後継者の力に大いに期待し、生涯応援していきたいと思っております。

植竹学園理事長 植竹清文